第2章 千年巡愛(猿飛佐助)
??「久しいな。今回はどのくらいで戻るつもりだ?」
お茶を飲みながら目の前の人はオレに問いかける。
佐助「計算ではふた月ほどに、
ワームホールが開くはずですので、
おそらくそのくらいかと」
??「そうかまあふた月気長にここですごすといい。
私たちはそなたを歓迎するぞ」
佐助「ありがとうございます」
ここは安土城でも春日山城でもない。
そもそも戦国の世ですらないのだが・・・
忍「どこを向いてだれにしゃべっておるのだ?」
佐助「すいません、画面の前の寛容な読者様に、
状況説明を・・・」
忍「よくわからぬ」
ここは平成の世、
そしてここは目の前にいる忍さんの住むお屋敷だ。