第40章 なかぬなら・・・(3人ED)
??「待て」
忍に男の魔の手が伸ばされるまさに寸前、
別の男の声が聞こえてきた。
忍「え・・・どうして・・・」
忍は現れたその男に呆然とする。
信長「そいつに手を出すとはいい度胸だな」
秀吉「忍大丈夫か?」
家康「信長様こいつどうします?」
忍を助けに現れた男は一人ではなかった。
五百年後の世界では三英傑、
もしくはほととぎすで有名な三武将たちだった。
忍「(え・・・何この展開)」
忍はあまりのことに戸惑いを見せる。
三人の内、
一人でも助けにきただけでも驚きなのに、
三人も揃っていたら、
歴史に詳しくない忍でも、
それがどれだけすごいことなのか、
嫌でも理解できたからだ。
忍「(佐助君が知ったら、
うらやましがるかな?)」
先ほどまで身体を荒らされることに対して、
怖くてたまらなかったのに、
今ではそんなことを考える余裕ができていた。
気づくころには三人の手で、
ぼこぼこにされた男の身体はどこかに消えていた。