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イケメン戦国短編集

第37章 なかぬなら・・・(信長ED)


翌朝
忍「ん・・・」
忍はぼんやりとしながらも目を覚ましていた。
忍の身体をけだるさと、
何かべたべたするような感じが襲う。

忍「――――っ」
忍は自分の身体にこびりつき、
乾き始めたその白い液で昨晩の痴態を思い出し、
赤くなりながら声にならない悲鳴をあげる。
信長「目が覚めたか」
そんな彼女の横で、
信長がにやりとしながら声をかける。
その顔はとても満足気でご機嫌だった。

忍「信長様・・・その・・・」
信長「ん?ああ昨夜の貴様はよく啼いたな。
   貴様と連れ込み宿に来るのも、
   薬を使うのも初だったが・・・
   なかなか楽しめた」
忍「連れ込み・・・宿?」
信長「なんだ。知らずにあんなに啼いておったのか。
   ここは男女がそういう行いを、
   するのに使う場所だぞ?」
忍「(ええ!?じゃあここって、
     現代でいうならアレなホテル!?)」
忍は信長とそんな場所に、
来ていたことを今更ながら知る。

信長「ほかの男に盛られたのが気に入らんが、
   貴様があれだけヨくなるならば、
   たまには薬とここも利用するとしよう」
信長が味を占めてしまったことを、
察した忍は一言だけ、
「ほどほどにしてください」
とそう告げるのがやっとだった。



おしまい
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