第37章 なかぬなら・・・(信長ED)
信長「ふざけたことを抜かすな。
貴様に触れる資格を貴様が決めるな。
汚れたなどと勝手にいうな。
貴様はどこも汚れてなどおらぬ。
だから素直に啼いていろ。
だがそれでも汚れているというのなら、
貴様の身体を俺に差し出せ。
二度とそんなこと言えぬように、
貴様の身体すべて俺が綺麗にしてやる。
だから貴様の肌に触らせろ」
忍「信長様・・・」
信長「ああ・・・
そうだ綺麗にするとは言ったが、
身体を差し出せば貴様を汚す。
むろん俺の子種でな」
忍「――――っ」
信長が耳元でささやいたその言葉に、
忍は顔を赤らめ信長を見つめる。
信長「なんだその目は、
俺を誘っておるのか?」
忍「そう・・・かもしれません」
忍は困ったようにそう返す。
もう信長も忍も限界だった。
理性も恐れももう残ってはいなかった。