第33章 我が儘(武田信玄) ※閲覧注意
あとがき
初死ネタです。
書く人間は死ネタ苦手だったりするんですが、
信玄様をゲームで攻略したとき、
500年後から姫来て、
結果的に病治して、
ハッピーエンドみたいになっているけど、
そうはならない未来だってありそうからのこれです。
信玄様としては、
自分はもう残り少ない命だから、
最期に最愛の女を愛しまくって、
その身に自分の証を注ぎ込んで、
忍を孕ませる気満々で、
謙信でも幸村でも誰でもいいけど、
托卵という形になっても、
忍とその子を守ってほしいという我が儘です。
忍はそんな信玄の企みに気づいていて、
自分も信玄のことを愛しているから、
たとえ許されなくても彼の子が欲しい。
けれど信玄以外の男の隣に立つ気はないから、
信玄が死ぬときは自分も死ぬと、
彼との子まで巻き込み、
その命を終わらせるという我が儘ですね。