第30章 女城主の決断(信玄編)
信玄は忍の双丘をせめながら、
その手を下へ下へとおろしていく。
そして足の間へとその手が触れていた。
忍「いっ・・・」
秘所に指を一本挿れた瞬間、
忍の口から悲鳴が漏れる。
信玄は指を引き抜いた。
信玄「やはり生娘か・・・
姫、本当にいいのか?」
止められることなどすでにできる自信はないが、
それ以上にこんなところでこんな自分に、
初めてを捨てようとする、
この箱入りの姫が信玄は心配になったのだ。
忍「何が・・・ですか・・・?」
信玄「初めての相手と場所くらいは選んだ方がいい。
連れ込んだ俺が言えた話じゃないがな」
信玄は忍からその身を離していく。
忍は信玄を思わずつかもうとした。
忍がとっさに手を伸ばして、
触ってしまったのは・・・
信玄の着物の・・・股の部分だった。
信玄「・・・っ」
急所をふいにつかまれ信玄は軽い痛みを感じる。
忍「―――っ」
忍はそのふくらみに驚いていた。