第26章 女城主の決断(信長編)
信長「・・・?城主はどうした?」
忍「・・・私が城主です」
信長「貴様がこの城の主なのか?」
忍「はい」
信長「・・・女城主とは面白い。
しかし先代の息子はどうした?」
忍「あー・・・いませんよ、息子。
先代の子は私だけですから」
信長「・・・側室はおらんかったのか?」
忍「側室とか新しい正室をとれば、
私の立場が危うくなるからと、
父は母以外を寵愛しなかったので・・・
・・・すいません。
寒いので湯につかっても?」
信長「?貴様の城なのだから。
俺に許可を取る必要はなかろう?」
忍はゆっくりとお湯につかった。
信長も着物を脱ぐと湯に入ってきた。