第26章 女城主の決断(信長編)
城にて
家臣1「信長殿、
遠路はるばるようこそお越しくださいました」
信長「御託はいい。
ところで俺を呼び出した城主はどうした?」
家臣2「それは・・・」
信長「どうした?」
家臣1「先ほどまで鍛錬をなさり、
汗をかいたとかで、
湯あみをなさっておいでです。
申し訳ありませぬがしばしお待ちを・・・」
家臣はそういうと信長を広間に通し、姿を消した。
信長「・・・湯あみか・・・
いっそ将同士裸の付き合いをするのも悪くない。
風呂場ならば向こうも、
刀を持ってはいないであろうしな」
信長はそういうと広間を出て、
城の湯殿を探しに出歩いた。