第25章 女城主の決断(謙信編)
謙信は自分のモノを握ると、
忍の股の間に当てる。
忍「ひゃっ・・・な・・・なんですか!?」
得体のしれないものに、
触れられた気分を味わったのか、
思わず忍の口から悲鳴があがる。
謙信「こら逃げるな」
忍「謙信殿・・・?」
謙信「なんだ?」
忍「謙信殿・・・今のはいったい・・・?」
何ですかと、忍は恐る恐る謙信に聞いた。
謙信「知りたいのか?知らぬ方がよいぞ?」
嫌がらせなどの意味はなく、
謙信は純粋にそういう。
男のふりをして、周りに守られているこんな少女が、
男を知っているはずはないとそう思ったからだ。
忍「あと・・・見えなくて怖いのです・・・
これ取ってくださいませんか?」
謙信「ダメだ」
謙信は即答する。
とれば忍が不思議そうに知りたがる、
触れているモノの正体を見て知ってしまうからだ。