第25章 女城主の決断(謙信編)
謙信「絶好の戦日和だな。
将とあいまみえられるとよいが」
謙信がそうつぶやいた瞬間だった。
忍「将は私だ。軍神。どういうつもりだ!!」
謙信「お前が新しい将か?
何、城主が変わったと聞いたのでな?
俺自ら挨拶に来ただけだ」
忍「ずいぶんな挨拶だな。
私はあなたと戦う気はないというのに・・・」
謙信「軟弱だな。お前本当に先代の“息子“か?」
忍「あなたに関係あるのか?
(息子じゃなくて娘だっつーの)」
謙信「まあ俺にはどうでもいいことだがな。
抜け。退屈しのぎにはなってくれよ?」
謙信はそういうと忍に抜刀した。