第22章 鬼は天を笑う(織田信長)
強引な行為から守るかのようにか、
あるいは信長を受け入れ始めたのか、
忍のナカから蜜が出始め、
信長の律動を促していく。
忍はそれでも口と目を閉じ、
信長に必死に抗っていた。
信長「貴様のナカは素直だが、
貴様自身はいつ素直になるのだろうな」
信長はそう言うと、
忍の腰をつかみ体勢を変える。
胡坐をかいた信長の上に、
忍が向かい合うように座る姿勢になった。
忍「ん――――っ」
深いところを信長のモノが貫く感覚に、
忍の口から悲鳴があがる。
信長「どうだ?天下人を椅子にして、
夜伽をする気分は?」
信長は愉快そうに忍に聞く。
忍はまた首を横に振る。
信長「いいかげんにしろ!!」
その様子に限界だったのか、
信長は忍に声を荒げる。
忍は思わずびくりと肩を震わし、
ようやく目を開き信長を見た。