第20章 狐の手ほどき~後編~(明智光秀)
指導七日目・・・?
光秀「指導はやめだ。お前の世話役の任も解かす」
ある日、光秀は忍に冷静に言い放つ。
忍「な・・・なぜですか!?」
光秀「指導をしてみたが、
とても役立ちそうになかったのでなぁ・・・
これ以上は時間の無駄と判断した。
まあ、いきなりもかわいそうだ。
俺以外の男にせいぜいつくせ。
お人よしの秀吉あたりなら、
お前みたいなのでも大切にしてくれるだろう」
忍「そ・・・そんな!!あんまりです!!」
光秀「いいかげんにしろ。
俺はお前みたいな小娘に。
付き合うほど暇ではないんだ」
光秀は忍をあしらうと、
忍を御殿から追い出した。