第17章 鬼虎演舞(顕如&武田信玄)
顕如「そんな目で見ないでくれ・・・」
信玄「この姫はずいぶんと薬の効きがいいみたいだな」
二人の男はそんな様子の忍をながめていた。
信玄は再び忍の胸をもみ始める。
信玄「やはりすごいな・・・
顕如?ここにお前のモノはさんだことは?」
忍の胸の谷間を指さし、顕如に聞く。
顕如「なぜお前に言わねばならん」
顕如は不愉快そうに言うと、忍の足を開いた。
そこは顕如との先の交わりのせいか、
薬のせいか、すでに湿っていた。
顕如「すごいな・・・」
忍「恥ずかしい・・・・・・」
顕如「恥ずかしがる必要はない。
御嬢さんは何も悪いことはしていない」
そう悪いのは修羅になりきれず、
かつての友の蛮行に巻き込んだ自分なのだと、
そう思いを込めて顕如はつぶやいた。
信玄はそんな様子を楽しそうに眺めると、
忍の眼前に自身のモノを出した。
忍「!?」
顕如「お前、何をしている?」
信玄「いや?お前がそこの準備をしている間に、
俺は俺の準備を姫にしてもらおうと思っただけだ」
忍「顕如のと違う・・・」
忍のそんな小さなつぶやきを、
信玄も顕如も聞き逃さなかった。