第15章 海賊と変人?(毛利元就)
元就「生娘?」
忍「生娘って何ですか?」
元就「・・・男女のその裸の経験ない女のことだよ」
元就は面倒くさそうに言う。
忍「(生娘ってたぶん処女とか、
そういう話ってことか・・・)
!!あの・・・その・・・
元就さんは初めての女の子、
面倒くさいって嫌がる人ですか?」
男の人ってそういう人もいるって、
友達が言ってたっけなぁ・・・
逆に処女好きな人もいるそうだけど、
元就さんがそういうこだわり持ちの人なら、
諦めてもらうことにしようと、
忍はそんなことを思った。
元就「ちげえよ・・・やっぱ生娘か・・・」
忍「あの・・・その・・・」
元就「わりい、よけい興奮した」
元就は顔を覆い、その欲を抑えるのがやっとだった。
家康の声にはしゃぐ彼女に、
訳の分からない怒りを感じ、
そのまま褥で仕置きしようとしたはずなのに、
その女が誰の手もついていないという事実が、
元就に謎の喜びを与えていた。
元就は再度、忍の唇を奪う。