第15章 海賊と変人?(毛利元就)
数刻後
忍「・・・・・・ん」
元就「起きたかよ」
忍「も!!元就さん!?」
元就「ったく警戒心もう少し持てよ」
忍「警戒心とは・・・?」
元就「俺も男なんだぜ?」
忍「いや知ってますけど・・・
むしろ元就さんの声で女の人、
見てみたいんですけど・・・」
元就「そういう意味じゃねえよ」
忍「どういうい・・・ん・・・」
その瞬間、忍は元就に口づけをされていた。
忍「なんで・・・」
元就「あん?したくなったからだ。
もともと男の巣窟に居候してんだ。
こんなことされても文句は言えねえぞ」
男の巣窟ってたしかに、
海賊団の人たち男の人ばかりだけど・・・
忍はそんなことを思う。
忍「私みたいなのを、
襲うもの好きなんかいませんよ」
元就「どうだかな、
現に今俺に襲われそうになってんだろ」
忍「おそ!?」
元就「さすがに意味は知ってんだな」
元就は愉快そうに笑う。