第15章 海賊と変人?(毛利元就)
船内にて
忍「えーっと・・・怒っていらっしゃいます?」
元就「ああ、怒ってるっていったらどうすんだ?」
忍「信長様との戦、
邪魔したのは反省してますが・・・」
元就「・・・それもだけど、それじゃねえよ」
忍「え?どこですか?」
元就「・・・家康好きなのか?」
忍「!!あ、すいません。
好きな人に声が似てたもので・・・」
元就「!!へえ好きな人・・・か」
元就はそういうと忍の耳元でささやいた。
忍は鼻血を噴出して気を失った。
元就「おい・・・またかよ。
こっちの気も知らねえで、
幸せそうな顔しやがって・・・」
元就がそんなつぶやきをもらしていたことを、
・・・忍は知らなかった。