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イケメン戦国短編集

第15章 海賊と変人?(毛利元就)


忍「あ・・・怪しいものなんか入ってません」
スマホと財布とあとぬいぐるみと・・・
とかぐらいしか入ってないから、怪しくないはず・・・
こうなるってわかったら着替えとかも持ってきたのに!!
忍は心の中でそう叫ぶ。
元就「これなんだ?」
元就は青というか紫?のカエルの人形に興味を示す。
忍「ぬいぐるみです。人形です」
元就「なんかすげえやわらけえな。手作りか?」
忍「まさかお店で買ったやつなんで、
    作った人は別ですよ。
   (・・・こういうグッズって、
    機械で大量生産だと思うけど)」
元就「へえこういうの売っている店があんのか・・・」
忍「そんなに気になります?」
元就「ば・・・別に気にならねえよ」
忍「一匹差し上げましょうか?」
元就「いらねえよ。お前のだろ?」
忍「袋の中見てください」
元就「・・・もう一つ出てきた」
忍「二匹いるんで、
    そのお世話になるお礼ということで、
    受け取ってください」
男の人にぬいぐるみを贈るのなんてどうだろうと思ったし、
普段私が寝るときにそばに置いているぬいぐるみだから、
そんなのいらねえって言われそうだけど・・・
そんなことを忍は思った。
元就「・・・そんなにいうならもらってやる。
   まあボロボロにしたら文句いうなよ?」
忍「それは困りますね」
そんなやりとりをしつつ、
いつのまにか忍は毛利軍の居候になっていた。
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