第13章 ああ気に入らない(伊達政宗)
政宗「服脱げ」
忍「急に何言いだすの?助平?」
政宗「誰がだ。男装野郎にそんな気起きるかよ」
忍「だったら男装野郎のことぐらい、
放っておいてくれていいだろ?」
政宗「馬鹿野郎。ここ一人で手当てできんのかよ?」
政宗はそういうと、忍の肩に触れる。
忍「―――――っ」
忍の表情が苦痛にゆがむ。
政宗の手には忍の血が付着する。
政宗「お前こんな怪我で、
よく放っておいてくれって言えたな」
忍「・・・・・・大したことないし」
政宗「大した事ないかは俺が見て判断する」
政宗はそういうと、忍の着物を後ろから脱がす。