第9章 交換留学?(義元の章)
おまけその二
秀吉「よし無事に酒は越後に届けられたな」
三成「さすが秀吉様です」
政宗「いくら忍が世話になるからって、
ずいぶん上質な酒用意させたな」
秀吉「軍神は無類の酒好きと聞く。
半端な酒であいつになんかあったらいかん」
光秀「しかしよいのか秀吉」
秀吉「何がだ?」
光秀「贈った酒はかなり強いものであろう?
龍や虎が満足する・・・な?」
秀吉「それがなんだ?」
家康「・・・越後にいる間にあの子が飲んだら、
どうするんですかと・・・
光秀さんはそう言いたいんですよね?」
光秀「さすが家康。正解だ」
秀吉「それは・・・大丈夫だろう・・・たぶん」
政宗「お前今小さくたぶんって」
秀吉「気のせいだ」
家康「でも・・・」
秀吉「気のせいだ!!」
光秀「酒に酔った大事な妹が龍か虎にでも、
食われてないといいなぁ?」
秀吉「やめろ!!それを言うな!!!」
安土で男たちがこんなやり取りをしていたのも、
忍は知る由もなかったのであった。