第47章 君がシたいこと-R18-(秀吉)
「華月っ、もぉっ!」
「ひで……さ…ンァ!激しく、シてぇ!
奥っ、奥っ…つ、い、て…」
もう自分の意思じゃない、
淫らな言葉しか出てこない。
「んーーーー‼︎ぁぁぁっ」
気持ち良くて涙が出て、
全部締まりがなくなって、
何もかもがダダ漏れだ……。
愛してる人に、
なんの躊躇いもなく軀を、自分の全てを曝け出して、受け入れてもらえる。
恥ずかしいことも
「厭らしい華月…凄く可愛い…」
といって貰える。
「変じゃない?嫌じゃない?」
「こんなに、求めて貰えて、気持ち良いって感じて乱れている姿、嬉しい以外に何があるんだ?」
「だって……女の子なのに……」
「俺にだけ、全部見せるんだろ?
俺と同じくらい、俺を求めてくれるなんて…嫌なわけないさ。…大好きだ」
秀吉さんは抱きしめて髪を撫でながら、
優しい瞳を向けて、チュッ と口付けてくれた。
してあげたい、と思う事は女の子にもあって…。
こうして欲しい…って言う事もある。
愛しいを形にする為に。
華月がとても満たされたように、
俺の腕の中で笑うから、
どっちがすべきか、とか、
こうしなくてはいけない、とか、
そんなモノはないんだ、と思った。
愛し合ってる事を確かめる行為だ。
お互いを想いあって気持ち良くなれば良い。
「また、気持ち良くなろうな」
「ん…一緒に…」
フニャっと笑った華月は眼を閉じた。
ー了ー