• テキストサイズ

≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS

第26章 スモモも桃もモモのうちーR18ー(信長)





ドクンッ!…と胸が痛いほど高鳴って
ズグッ…と身体の奥が疼いた。


ハッッ…はっっ…アッ…んんっ…

勝手に息が乱れる。

(ホシイ…欲しい……ち、ヨク…なり…い…)

無意識に恍惚に物欲しげに、
華月は信長を見つめていた。
「…存分に乱れ、欲しがってみせろ」
嘲るように口角を上げ、盃をあおる、
そのいつも目にしている普段の何気ない信長の仕草にも、華月は今、ひとり、はしたないほど欲情する。




コト……
盃を置いた信長が華月に近づいて来て、息を乱して悶え転がる華月の傍らに片膝をついた。

悪嬌と笑われて華月は顔を赤らめる。
羞辱からではなく、期待。
「馬鹿め。与えてもらえるとでも思うたか。
クふふふふ……」





/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp