第22章 もっと、知りたいーR18ー(信玄)
(俺しか知らない君の身体。
誰も知らない君の身体。
全部、全部、俺しか知らないっ)
そう思うと、凄く、もの凄く、興奮する。
急に信玄の律動が速くなる。
「ンンッ!はっ、しんげ…ンッやっ、
ダッメぇ…やぁぁ、ぅんっぁ…」
華月の声と身体が褥の上でずり上がる。
「クッッ、ゔっぁ…クッ……ち、いいっ…華月……ツラく、ない、か?…はっぁ…」
荒い息で、激しく腰を突き入れる信玄だが、
それでも華月を気遣う。
(ぁぁ…この人…は……)
闘う以外は優しさで出来ているんだと、改めて思う。
「ぅん、うんっ…き……ち、いい、ですぅ」
自然に答えていた。
(気持ち…いいっ…イイっ…もっと、この熱をっ)
抱きしめられた身体が、挿し込まれた硬い猛りが、熱くて気持ち良いと感じる。