第17章 雨と紫陽花 R18 ー前ー (信長)
「あっ、もっ、ダッメェ〜…いっちゃぁぁ…う」
「ッツ、あ"ックッ、出すぞっ、華月ーーっ」
「うぅ、んっ…あっんんんーーーっ!」
同時に達する。
内で強く脈打つのを感じて華月は身体の力を抜く。
信長は、膝から崩れ落ちそうな華月を
背中から抱き締めて一緒に座り込み、
胡座をかいた膝の中に囲う。
クッタリと疲れた様子の華月は
信長に全体重を預けて息を整えている。
そんな華月の唇をスルリと指で撫でて
「雨が止むまで、外には出られん。
俺の腕の中で、もっと鳴いて、笑って眠れ」
こちらも少々気怠げに言葉を掛けた。
「ん…晴れ、たら?」
「晴れたら、出かけてやる」
(お前の願いくらい、すぐに叶えてやるわ)
チュッ と口付け、舌を絡めて取られた。
「あっ、の……さま…んっ…」
抜かれないでいたモノが華月の内で硬さを取り戻す。