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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS
第12章 星空の下で R18(秀吉)
笑いかけてやっても、漂う何とも言えない雰囲気は拭い去ることが出来なかった。
(華月…どうしたら…)
この子に笑顔を取り戻せるだろうか。
不安を取り除いてやれるのだろうか。
俺はこの妹のように可愛くて、大切な女性が好きで堪らないのに。
日が落ちてすっかり夜。
ネオンも街頭も無い山中。
ランタンの灯りと、焚き火の火が無ければ真っ暗闇。
しかも新月、月の光さえもない。
実はわざと月のない今日を選んでキャンプに来た。
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