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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS
第2章 桜の下で仲直り(政宗)
(そこにある物で作ればいい、なんて…)
私が同じ事を言われたら……
(どうして解ってくれないのか、苛立つ)
私の楽しみを、生きがいを。
それで笑顔になる人がいて、
私も笑顔になれるのに…
(無理しても、妥協なんてしたくない)
私もそんな想いで着物を作っていたのに。
(傷つけた)
ちょっと考えれば解ることだったのに。
「…私……」
(ごめん…)
でも、今更、御殿に帰れず、
私はその日の夜もお城の自室で眠った。
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