第8章 君とデート R18(政宗)
翌朝
「華月、起きろ」
「…ん〜…」
「起きろよ、朝メシ、出来てるぞ。
起きないならーー…」
「ひやっっ、くっ、アハッ……止め、て…
ひぃ〜く、くす、擽らな…いで〜っ
起きる!起きた、起きたからぁ〜」
擽られて涙目で起き上がると、
チュッッ、とキスされた。
「////…おはよう、政宗。チュッ❤️」
キスを返した。
青空に青い海。
「わぁぁ〜、すごい!私、クルーザーなんて初めてだよっっ」
風に声が飛ばされて消える。
私の横ではサングラスを掛けた政宗が、
小さな操舵輪を握って、
私の歓喜の声に応えてくれた。