【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第27章 貴方以外の※裏
沖矢さんの車に連れられ、家に着いて…ベッドに寝かされていた。
朝までシてたんですか?と服を脱がされて秘部を広げられた。
…恥ずかしい、と思う気持ちが薄れていて。
何でもよかった。
「あぁ、……壊れてるんですね」
感情が、と…広げた蜜口から顔を上げて頬を撫でられて。
「………好きに呼んでくださって構いませんよ」
貴女の求める通りにして上げますと。
…でも、言えるわけがない。
私が求めてるのは…零だから。
零の名前を、零以外の前で…言えるわけがないのだから。
「……FBIの件、詳しくお話伺えませんか」
「良いですよ…ただし、今の貴女ではダメです」
きちんと自分を取り戻してくださいと。
キスをされた…与えられるモノを、ただ受け入れて。
舌先を交えて…受け入れるだけではダメだって、思って。
ベルモットさんに言われた…ハニートラップ。
沖矢さんに向いていないと言われたその行為。
口付けをしながら体を起こして…沖矢さんの服を脱がして、股間部にキスをした。
布越しに形を確かめるようにキスをして…少しずつ形を持つその硬いモノ。
下着を脱がして…勃ちあがる陰茎にキスをした。
愛おしいものに口付けるように。
「………○○さん、こちらを見てください」
沖矢さんが私の肩を掴んで…
目が合って。
「そんなこと、覚えなくて良い」
「おき、や…さん…」
「彼ではないので、…嫌ならすぐやめます」
「………いや、ですよ…透さん以外に抱かれるなんて」
そんなの嫌に決まってる。
嫌に決まってるのに、何度目だろう。
沖矢さんとこんな関係になってるのは。
「嫌で良いですよ…本気で嫌なら抵抗してください」
「………自分の意思で透さん以外の人と…シたの、初めてだったんです…今日、…あの女性に言われて…」
「はい」
「…気持ち、悪くて…必死に透さんのこと考えてて…っ……でも、本当に嫌だったのは……そんな体を、…透さんとしてではない彼に…抱かれた…ことでした」
知られなかったら隠してでも生きていた。
何もなかったことにした。
…零にだけは、知られたくなかった。
零にだけは……零のことしか知らない私でいたかった、
「…会いたいです…っ、…今すぐ…彼に抱かれたい」
バーボンじゃなくて。
安室透じゃなくて。
降谷零に。
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