第8章 青色の出逢い
日「か、影山、、悪かった、落ちつけ、、、」
飛雄が翔陽の元にドカドカと歩いていく
影「おい。お前、なににそんなにビビってんだ?あ゛?俺の頭にサーブをぶつける事以上に怖い事ってなんだ?」
自分の頭をバンバンと叩きながら話す飛雄は誰からみても恐ろしかった。
日「な、ないです。」
影「それならさっさと通常運転に戻れぇ!!!」
その一言で翔陽はいつも通りに戻った。
でも1セット目は青城に取られた。
次は2セット目–
飛雄は翔陽にボールを上げた。
でも、それは翔陽の上を通り過ぎて行ってしまう。
影「おい!日向!!」
金「でたでた王様(コソッ」
日「は、はい!!ごめんなさッ、、」
影「悪ぃ、ちょっとボール高かった」
金「?!国見…影山が謝った…」
飛雄が謝ったのをみて驚いていた。
それからというもの、通常運転に戻った翔陽と飛雄のボールを見ない速攻が繰り出される。
金「はぁ?!?早っっ」
青城は戸惑いを隠しきれずにいた。
「10番を止めろ!!!」
トスが上がる。
田「こっちだぁぁ!!」
次は翔陽は囮で龍先輩がスパイクを決める。
そのままの調子で2セット目は烏野が取った。
3セット目–
22対19で烏野が有利。
青城がタイムを取った。
澤「よーし!このまま畳み掛けるぞ!」
影「油断ダメです。多分あっち正セッターじゃありません。」
飛雄が話した直後、
"キャーーー及川さぁんんん"
すごい声援で登場したのは…
田「おいおい、誰だあの色男は?!」
影「あれが青城のセッター。及川さんです。サーブもレシーブもあの人から学びました。」
日「影山の殺人サーブの師匠?!大王様…」
及「やっほ〜飛雄ちゃん久しぶり〜!あれ?その子誰?!」
貴『は、初めまして!烏野のマネやってます!神崎夢杏です!ニコッ」
及「(か、かわいいい!!!)夢杏ちゃん!よろしくね!」
そう言って、頭を撫でられた。
その瞬間、"グイッ"とまた腕を引っ張られた。
月「ちょっと、うちのマネなんでやめてもらっていいですか?」
田「そうだ!!うちの天使に触ってんじゃねえ!!」
及「ふぅ〜ん。威勢はいいんだねニコッまあ、試合で見させてもらうよ!」
そう言ってアップを始める及川さん。