第2章 地獄の始まり
夢杏side
中学3年の時––
私が通っていたのは
東京にある北絵(きたえ)中学校。
両親は海外で働いているため
ほぼ一人暮らし。
「おーーーい、夢杏!聞いてよお〜なんかね!」
朝から元気に話しかけて来る子、
それは親友の松川リナ(まつかわ りな)
リナとは小学校から一緒で
なんでも話せちゃう大親友
少しお調子者だけど1番楽しい時も辛い時も
いつも側に居てくれた心の支え!
そんな、リナから1人の男の子を紹介された。
男の子の名前は
片瀬 涼介(かたせ りょうすけ)
同い年だけど中学は別!サッカー部!
身長も180近くて顔も世の中でゆう
イケメンってやつ
前にリナがカラオケに行った時に知り合ったって言ってた。
リ「ねえ!お願い!一度会ってみてよ!!いい奴だから!」
最初は乗り気じゃなかった。
人見知りとかじゃないけど、
なんかなーって感じ。
でもリナのお願いだし…
貴『じゃあ、1回だけだからね!!』
リ「やったあ!!ありがとう!!涼介にもゆっとく!!」
(リナのお願いはいつも断れないんだよなぁ〜…)
後日–
リナから紹介された涼介くんに会うことになった。
(なに着てこう。一応初めて会うんだし変なのじゃダメだよね。)
貴『お待たせ!涼介くん!』
待ち合わせ場所に着いてすぐわかった。
背が高くて写メでみるよりイケメン。
涼「夢杏 ちゃん!今日は来てくれてありがとう!ニコ」
その後の時間はあっとゆうまで
ずっと笑っていた気がする