第4章 絶望裏切り
貴『別れてほしい。』
目を見ては言えなかった。
涼「そっか…」
今までに聞いたことのない涼介の声に反応して顔を上げた。
その瞬間、
貴『キャッッ!』
"ドタン"
涼介が夢杏に馬乗りになっていた
血の気が一気に引いていく。
これまで何度も経験したというのに
今まで以上に恐怖を感じた。
涼「夢杏さぁ〜どうゆう意味かわかってんの?ニヤ」
貴『.....』
涼「いいよ俺は別れてあげても!」
思い寄らない言葉にハッと顔を見た。
涼「でもさ〜夢杏の代わりに次はリナに俺のオモチャ担当してもらう事にするわ〜ニヤ」
貴『やめて!!!それだけはやめて!!!』
涼「あぁ〜やっぱりお前の嫌がる顔いいよね〜ニヤ」
貴『お願いだからそれだけは…』
涼「じゃあさ、どーすんの?別れんの別れないの?」
貴『……』