第10章 赤色の出逢い
お昼になり音駒が烏野に到着した。
武「猫又先生!わざわざありがとうございます!」
猫「とんでもないよ!よ!繋心!相変わらず、じじぃに似てる顔してるな」
烏「お久しぶりです!」
先生達が挨拶をしている中…
音駒と烏野はバチバチ火が散っていた…
そこに夢杏が走っていく。
貴『研磨〜〜〜!!!』
研「夢杏」
貴『さっきぶり!!だね!!ニコッ』
ニコニコの夢杏に後ろから
黒「よお!夢杏」
貴『ヒャッ!!!』
いきなり声を掛けられて驚き、足がふらついて研磨にハグしてる状態に。
しっかり研磨も夢杏を受け止めている。
研「ちょっと、クロ。驚かさないで」
貴『研磨ご、ごめん!』
研「なんで夢杏が謝るの」
貴『えっと…それは…』
黒「ハイハイ。俺が悪かったよ。分かったから研磨、夢杏離せ」
研「あ、うん。ごめん」
貴『なんで研磨が謝ってんのwww』
初めて会ったはずなのに仲がよさそうな3人に周りは疑問だらけ。
田「おい、夢杏知り合いなのかよ」
影「知りませんよ」
月「知り合い以外のなんでもないでしょ抱きついてたし」
3人以外の烏野の目もジーっと夢杏を見ている。
そして、それは音駒も同じ…
虎「おい…なんで烏野にあんな可愛いマネがいんだよ」
犬「確かにめちゃくちゃ可愛いっすね」
夜「つーか、研磨が喋ってる…しかも抱きつかれてる…」
音駒のみんなもジーっとその光景を見ていた。
澤「おい!夢杏!知り合いなのか?」
貴『さっき買い物の時に道で会ったんです!』
黒「そうなんです〜会ったんですう」
澤「ああ、それはどーも!今日はよろしくお願いしますねニッコリ」
黒「こちらこそニッコリ」
目が笑っていない主将2人が握手をしている。
澤/黒(あ、こいつ食えないやつだ)
日「夢杏ーーー!!」
翔陽が走って向かう。
貴『翔陽!』
日「俺、日向翔陽!お前名前は?!」
研「孤爪研磨…」
日「研磨な!よろしくな!!」
研「あ、うん。よろしく翔陽」
貴『し、翔陽…研磨2年生だかんねコソッ』
日「え!夢杏が名前で呼んでるから同い年だと思ってた!!すいません!!」
研「いやいいって、上下関係とか苦手」