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審神者の子どもは愛されない。【刀剣乱舞】

第3章 極の二人





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今日は1週間に一度の本丸に来る日。

私は離れの方で一人で遊んでいた。

ボールで遊んでいると、

ころころと母屋の方へいってしまった。

父から、母屋の方に行ってはいけないと

何度も何度も言われていた私は

ボールを諦めて、絵本を読んでいた。

すると、

真っ白でふわふわした髪に

金色の綺麗な目をした男の子が、

私の方へボールを寄越してくれた。

『ありがとう』

私がそう言うと、

その男の子は何も言わずに

ちょっとだけ微笑んで行ってしまった。



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