• テキストサイズ

光を求めて【ヒロアカ】

第2章 EP.2











飯田の左腕には刀が刺さっており、さらに上から【ヒーロー殺し】が上から踏みつけていた







(命を懸けた対人戦闘の経験値、もともとの戦闘力を考えれば飯田には勝ち目はない事はあきらかだな.........にしても奴は何の個性だ?)









苗字は助けにはいかず分析を始めた。





(あそこで倒れているヒーローはなぜ逃げない?逃げられないのか?....だとしたら何かしらの行為によって身動きを封じる個性、刃物を身に着けている所からして恐らく【血】だ。.................................あれ?この個性って............................)








苗字が分析に夢中になっていた時、涙を堪えながら叫ぶ飯田の声が聞こえた






飯田「許さない…殺してやる!」




ヒーロー殺し「自らを顧みず他を救い出せ。己のために力を振るうな。目先の憎しみにとらわれ私欲を満たそうなど......ヒーローから最も遠い行いだ..............だから死ぬんだ」





【ヒーロー殺し】は飯田の腕に刺さっていた刀を抜き血を舐めた






飯田(なんだ...........体が動かない....)




(ッ!.......................まさかあいつ!)







ヒーロー殺し「じゃあな。正しき社会への供物」










そう言ってとどめを刺そうとした時だった








飯田「み......緑谷君」






緑谷「助けにきたよ、飯田君」










上から見ていた苗字でも見逃してしまうほどの速さで【ヒーロー殺し】を間一髪で殴り飛ばした緑谷がどこからともなく現れた。















/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp