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大切なすべて

第1章 季節のかわり


「よっまったか?」横に首をふる彼女 彼女の名前は穂乃花…穂乃花は声が出せない
『待ってないよっ』
「そんなこと言って手ぇつめてぇけど?」
『翔くんのバカッ』と照れる
「ハハハッ…学校離ればなれだな〜俺のとこは寮だからあんま会えるかわかんねぇけど会える時に会おうな」
『うん!翔くんと同じところに那月くんも行くんだよね しかも先生に翔くん憧れの日向龍也さんもいるってすごいねっ! 』
「あぁいつか共演できるようにがんばるっ!」
『頑張って応援してる!』
「ありがとなじゃあそろそろ行ってくる」
『うん』
「あ、穂乃花変なやつには気をつけろよ」
『翔くんってほんとに心配性だよね』
「しかたねぇだろ穂乃花のことは心配なんだから」
『……うんわかった気をつける』
「ん、分かればよろしいなーんてなニコッもう行くけど寂しかったりなんかあったら連絡しろよ!」
『うんわかった』
「俺に気ぃ使うなよ迷惑なんて思わねぇから」
『うん』
「じゃあ行ってくる 」『いってらっしゃい』
翔くんがいない学校生活考えたことなかったや…
今日から翔くんがいない学校だ…
今までと同じ学校でもクラスも変わるし…翔くんがいないだけなのに不安だなぁ……
でも中学最後だしがんばろっ!
ガラッ 自分の席は…ここかぁ~窓に近くて心地いい
一番に来ちゃった ガラッ 「あれ?あんただけ?てかあんは早くない?」といい微笑む
「えっと〜俺の席は~……あった!」 私の後ろですか…「ねぇこれからよろしくねっ」
気さくな人だなぁ
『はい よろしくお願いします』
「ん?なんで喋んないの?」……どうしよう「別に言いたくなきゃ言わなくてもいいよ」
『あの私 幼い時に病気になって それ以来声が出せないんです』 「そっか それ結構辛いね」 『でも声以外はあるからっそれだけで十分です』 「そーだなっ でもどうすんの自己紹介」 『それはもう先生に伝えましただから大丈夫です あの名前教えてもらってもいいですか?』
「あぁうんいいよ俺の名前は葉澄 来人(はすみらいと)あんたは?」 『私の名前は星月穂乃花(ほしづき ほのか)ですっ』
………T 「自己紹介をするぞ○○から〜」
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