第7章 昔話をしようか
それは数十年前のこと
赤司達がまだ3歳だった頃。
赤司の両親と亜美火の両親は
昔からとても仲が良くお互いの子供を
結婚させようと決めていた。
すると赤司家には征十郎
永井家に亜美火が生まれたので
『結婚出来る年齢になるまで見守りましょう』
そうふた家族は心の中で誓った。
亜美火「せいちゃん!」
赤司「なぁに?あみ!!」
亜美火「あちょびましょ!(遊びましょ!)」
赤司「うん!」
赤司母「仲良くしているみたいね」
亜美火母「えぇ!嬉しい事だわ」
赤司母「そうね!!」
両家の母は影から二人を見守っていた。
そして、ある日を堺に
呆気なくその生涯が終わる。