第10章 子供になった君 ~赤司~
赤司side
「これは.....どういうことなんだい?」
「いや、普通に考えてありえねぇだろ.....」
「おかしすぎるっスよー!!!」
僕達がここまで驚いている原因は輪の中心にいるこの子だ
見た目10歳くらいにしか見えないような女の子
でも中身は僕の彼女で
帝光中男子バスケ部マネージャー
「本当になのか?」
あの真太郎が目の前の現実を受け入れきれていない
まあ、無理もないね
僕もあまり状況が飲み込めていないのだから
「真ちゃんかぁ~いいねぇ」
真太郎の頭を撫でながらが微笑む
「なっ////」
あ、どうやら真太郎がの笑顔にやられたらしい
「緑間くん、瞬殺でしたね」
「ちん、ちっちゃくなっちゃったねー。チロロチョコ食べるー?」
「食べるー♪」
「お菓子好きなのも変わってねーなー」
黒子と敦、青峰はいつも通りだけど....
「っちが幼女になっちゃったっすー(っ;Д;)ノ」
黄瀬は.......
もとからダメなようだね
どうやら僕達キセキの事は覚えているようだけれど
この状況がいつまで続くのか心配だ
こんな姿のままでは学校に行くことも出来ないし、
第一襲われでもしたら大変だ
「むっくんありがとー(っ´ω`)っ」
敦からチョコを貰ったはそのまま
かがんでいる敦に近寄って.....
ちゅっ
「なっ!!」
キスした、しかも唇に......
「大ちゃんも、テツくんも、涼太もみーんな大好き!!」
ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ
が次々にキスをし始める
思考が子供に戻っているからなのか行動が大胆だ
あの行動は無意識なのか?
でも、
彼氏の僕の前でそんな行動をとるなんて
しかもさっきから僕の事をちらちらと見ている
これは......
「、思考は戻っているんだろう?」