第3章 無防備な彼女 ~赤司~
「?」
飛び込んできたそのままの勢いで僕に抱きついた
少しだけ震えてる
いや、それ以上に問題なのはの格好だ
下着姿.....
僕の彼女のこんな姿を他の奴らに見せるわけにはいかない
「青峰、敦、真太郎、黒子、黄瀬、外に出ていてくれるかい?」
青峰と黄瀬にしか聞こえない副音声↓
(少しでも覗いたら、お前達に永遠の眠りをプレゼントしてやろう)
「「は、はぁ~い(*▽*;(*▽*;)」」
「青峰くん、すごい汗ですよ?どうしたんですか?」
「テツ、俺の命を助けると思って何も聞かないでくれ...」
全員が出て行ったのを見届けて、に向き直る
「、何があったんだい?」
の背中を優しく擦りながら語りかける
水気を含んだ髪が
彼女がお風呂からあがって、まだそんなに経っていないことを示す
「ひっく..お風呂上がって着替え、てたら...ぅう」
少しずつ呼吸を整えながらが話し始める
「近くの木に雷おちて..ぅくっ...こわ、くて。気づいたら、征ちゃんのとこに走ってた」
なるほど、だから下着姿なのか
ほんと..の雷嫌いにも困ったものだ
そこが可愛いんだけれど...