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*年上彼氏は変態紳士*【R18】

第2章 ***





「あぁっ…!」

危うくイってしまうところだった。
散々焦らされたせいか、蛍くんのモノをぎゅうっと締め付けてしまう。


「陽菜ちゃんの中、いつもよりキツい…」

「蛍くんのせいでしょっ…」

「ははっ…そっか」

笑ってる場合じゃないよ…
当然このまま動いてくれると思ったが、彼は私を抱き締めるだけで一向に動いてくれない。


「…蛍くん…?」

「…この方が俺の形よく分かるでしょ?」

「っ…」

「俺の味…ちゃんと覚えて?」

「そ、そんな…」

もどかしくてつい腰を揺すってしまうと、「コラ…まだダメだよ」と咎められる。
そして私の腰を掴んだ彼は、ズンッと一度だけ奥を突いてきた。


「ふぁっ…!」

「んっ…」

一番奥に自分のモノを収めたまま、動かずまたキスをしてくる彼。

(…ぁっ…、嘘……)

私の一番奥で蛍くんのモノがドクドク脈打っているのが分かる。
ソレを自然と締め付けてしまう私の内部…

(これ以上はおかしくなっちゃう…っ…)


「蛍くんっ…、お願い……もぅっ…」

「…ごめん…少し虐め過ぎたね」

「……、」

とうとう涙を零してしまった私の目元にキスをすると、彼はようやくゆっくり律動を始めた。
ずっと我慢させられていた私は、たった数回のピストンでイかされてしまって…


「ぁっ、ぁっ…蛍くんっ…!」

「陽菜ちゃん可愛い……好きなだけイっていいよ…?」

「あぁっ…!」

気持ちイイ……今までのHとは全然違う…
私は彼の首に両腕を回し、自分からキスを強請った…



それからの事はよく覚えていない。
気が付くとカーテンの隙間からは朝日が射し込んでいて、私たちは本当にひと晩中Hをしていたんだと我に返る。


「…大丈夫?」

「大丈夫じゃない…」

「ははっ、ごめん」

「………」

だから笑い事じゃないのに…
蛍くんはどうしてそんなに元気なの…?


「俺とのセックスに付き合ってくれてありがとう」

「…蛍くん……」

「これからも宜しくね?」

「……、」

私はその言葉にすぐ頷く事が出来なかった。
毎回こんなHをされたら絶対に身が持たない…

(すごく気持ち良かったけど…)


「陽菜ちゃん、好きだよ…」

「っ…」

けれどそう囁かれると、私は頬をだらしなく弛ませてしまうのだった…







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