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あやかし百鬼夜行
第10章 終戦
涙「……えっ………?」
私は、何が起きたか一瞬わからなかった。
來賀に放ったはずなのに、來賀は無傷。
その代わり、由賀が目の前で倒れていた。
來「な…………」
由「うっ……………!!」
権五「お頭っ!!!」
お「お頭様っ!!」
皆の声にはっとする。
涙「っ!!由賀っ!!」
私は、由賀に駆け寄り抱き起こす。
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