• テキストサイズ

あやかし百鬼夜行

第2章 プロローグ


海御前「お頭様、これから何処へ行くんですか?」

海御前が聞いてきた。別に決めて無いから、返答に困るな~。

足洗邸「駄目よ、海御前。お頭様の事よ。考えて無いに決まっているじゃない。」

うっ………図星……。足洗は厳しいね~。

鈴彦姫「お頭様ぁ、ホンマにどないするんどすかぁ?」

鈴彦……ちょっと待っててよ~。

火車「お頭様!あっちに人の死体見つけたんで、行ってきます!!」

ちょ……火車~勝手に行動しないでよ~。

以津真天「お頭様……早く決めてくれません?」

以津真天……待ってってば~……。

山姥「お頭、猪を取ってきた。………食うか?」

お~美味しそう~って、山姥!いつの間に…………。

六右衛門狸「お頭!あっし、ちょっくら行ってきます!」

六右衛門!どこに?!

涙雨「あ~も~、ちょっと待ってよ~!!」

私が大声を上げると、皆がストップした。
/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp