• テキストサイズ

あやかし百鬼夜行

第6章 由賀side


?「へぇ、大人しくしてるみてぇだな。」

由「………お前が、賊の頭領か?」

來「ん?まぁ、そんなとこだな。あぁ、自己紹介がまだだったな。俺は來賀。あ、でもお前が知ってもあまり意味ねぇか。ははははっ!」

……軽い男だ。こんなのが頭領なのか?

由「……僕を捕まえて、どうするつもりだ。」

來「あぁ?お前なんて、ついでだ。つ、い、で。」

な………んだって?!

由「何のためにっ……!!」

來「はぁ?そんな事もわかんねぇのかよ!頭わりぃなぁ。お前。」

……お前に言われたくないんだが……

來「涙雨を誘き寄せる餌だよ。お前は。」

由「………は?」

なんで、ここで涙雨さんが出てくるんだ?

/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp