第5章 助けに
お「それなら、お願いがあります。助けに行こうにも、私達はお頭が居なければ動けません。なので、涙雨さんにお頭になって欲しいんです。」
首「なっ!おとら……」
涙「わかった。今だけならなるよ~。由賀程、頭良くないけどね~(笑)」
すると、海御前が反論してきた。
海「本気ですか?!お頭様!今だけと言ったって、2つの百鬼夜行を束ねるなんて…………」
涙「海御前~、助けに行く間だけだよ~。それとも……私じゃ不安~?」
海「っ………!………いえ。」
しょぼんとしてる海御前に耳打ちする。
涙「海御前……さっき、私があぁなったから、心配してるんでしょ~?大丈夫だよ。まだ……………正気でいられる。」
海「………はい。お頭様………」