• テキストサイズ

イケメン戦国〜恋する武将達〜

第2章 天邪鬼とツンデレの違い〜家康・幸村〜



どんっ…!!



あかりは家康を突き飛ばした。



あかり「な、、んで」

家康「…あかりが悪い」

あかり「っ!!」

あかりは恥ずかしいやら、悔しいやら、怒りやら、たくさんの感情で頭がいっぱいになった。

あかり「急に口付けてきた人が何言って…っ」

家康「…別に、大した意味はないから。」

ついに、あかりは涙まで出た。

あかり「もう知らないっ…!」


家康「あかりっ…!」


あかりは家康の部屋から急いで出ていった。








家康「………ごめん。」

家康が1人部屋に取り残され、ぽつりと呟いた。

















頃合いを見てさっきの女中が声をかけた。

女中「…家康様。」

家康「…何」

ぶっきらぼうに家康は言った。

女中「私は女ゆえ、家康様のお心を全て理解するのは難しゅうございます。」

家康「…何が言いたいの」

女中「つまり、あかり様の女心はそれなりには分かっているつもりです。…たまには家康様の真実の言葉を出さねば、伝わらないこともございます。」


家康「…」

女中「…出すぎた真似をお許しください。では、これで失礼致します。」

女中が下がろうとした時、ぽつり…と聞こえた。

家康「…あ、ありが、とぅ…」



女中はにっこり微笑んだ。


/ 33ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp