第1章 隠された想い〜信長〜
あかり「…っ!信長様…!」
私…ほんと馬鹿みたい…。信長様がこんなにも私のこと想ってくれてたのに…それを私はただ自分勝手に決めつけて、理解しようとしなかった…。
あかり「っ…ごめんっな、さぃ…」
ポロポロと涙が出てきた。ほんとに自分が情けなくなってくるよ…。
信長「泣くな」
ふわり…と、信長があかりを抱きしめた。
信長「貴様はいつものように笑っていろ。
…謝るくらいなら笑え。」
あかり「…っはい!!」
私は涙を手でグイッて拭って、笑ってみせた。
信長「ふっ…その顔が一番だ。」
信長は今日1番のあかりの笑顔に満足した。