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暗闇の蕾【文豪ストレイドッグス】

第2章 黒の時代


気がつくと居間のソファで寝てしまっていた。

葉琉の帰宅した形跡はない。


嫌な胸騒ぎと不安の中、急いでポートマフィアの本部に向かった。


本部の情報によると
太宰さんと葉琉は織田作さんの元に向かった後
忽然と姿を消した。

幹部の逃走など前代未聞だ。
本部はいつになく慌ただしかった。

私は太宰さんと一緒に姿を消した葉琉の姉妹ということで
いきなりの自宅謹慎を命じられた。

………たぶん自宅にいる私を餌に葉琉を誘き寄せるつもりなのだろう。

私は命令通り自宅に戻り葉琉の餌役を演じた。
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