第27章 狙われた赤ん坊
〈おっ、おい!
子供達がいる縁側に向かっていると、
その縁側の方向から黒さんの声が聞こえてきた。
(た、大変!!)
私は更になりふり構わずに急いで向かうと……
魅菜
「(´⊙ω⊙`)」
黒さんが両腕に白祢(はくね)と亜経(あつね)を抱え、
その黒さんの膝あたりをポカポカ絶賛叩き中のノアくんがいた。
(ノアくんまた小さくなってる…3歳くらいかな?)
ノア
「ないないして、
ないなーい!!ないなーい!!」
魅菜
「…プッ…(*´ω`*)…」
さっきまでの焦りは何処へやら…
今の姿だと…小さい弟や妹にヤキモチをやく
普通のお兄ちゃんにしか見えなくなった。
黒
「おい!なんだよ💦お前、どこのうちのガキだ?💦」
ルゥ
「ってめぇ!!コイツらやっと寝たばっかなんだよ!!
静かにしろや!!クソガキ!!」
黒さんとルゥちゃんはノアくんだと気付かず戸惑っている。
魅菜
「おーい!ノアくん(*´ω`*)ノちょっとおいでぇ〜
魅菜さんが、ギュゥしてあげるよ〜❤️」
黒
「ノア!?」
ルゥ
「ノア(=•ェ•=)!」
私はタオル一枚の格好で、
手を広げノアくんを呼ぶ。
ノア
「ママ!!」
※ママではありません。