第25章 産卵と出産の違い
額から汗が滲み出す。
気が遠くなるほどの痛みで…私は何度も意識を無くしては……
そしてまた意識を戻すを繰り返す……
魅菜
「もう!…戻って💦まだ産まれなくていいから💦」
黒
「なに弱気なこと言ってんだい!!
しっかりしろってんだ魅菜!!」
弱音を吐くと黒さんの活が飛んできた。
そんな黒さんに抱きつき私は痛みに必死に耐える。
魅菜
「お……お母さん……痛いよぉ………」
こんな時に、
逢いたくなるのはやっぱり…優しい私のお母さんだった。
いくら17と言ってもやっぱり母の存在は大きい…
黒
「……」
魅菜
「痛い!痛い!!!」
っとその時…