第22章 口寄せをインチキとか、まるで夢がないね
娑羅志奈
「…私の口寄せと霊感は確かだってのは保証する…
だがね…何がどうなって…それぞれの子が出来たのかは…
私には分からんよ。
そっちの世界の医者にでも聞いとくれ!
それより口寄せ代出しな!」
すると…
黒さんが分厚い封筒を志奈お婆さんに渡した。
(え…どこにそんな大金……あったの(´⊙ω⊙`)!?)
黒
「世話になったな….
んじゃ、無事に三途の川…渡り切れよ!ババア!」
娑羅志奈
「うっさいね!クソ犬!!!」
黒さんは誰よりも早く右手を振りながら、
志奈お婆さんの家から出て行く。
魅菜
「あっ…待って!
あの…ありがとうございました!!」
私も凄い勢いで頭を下げると、
黒さんを追いお家から出た。