第22章 口寄せをインチキとか、まるで夢がないね
黒
「こんちは!!娑羅ババア!!
まだ生きてるとか、なかなかしぶといなw」
魅菜
「(´⊙ω⊙`)」
(しっ…失礼!!)
小屋のような家に住んでいる志奈お婆さんは、
80歳後半だと言う。
でも…見た目は60代後半くらいで若い。
娑羅志奈
「なんだい!クソ犬と…おやまっ、九尾殿じゃないかい。
どうしたんだいな?」
(え…私はシカト?)
黒
「犬じゃねぇーよ!
あんな雑魚な奴らと一緒にするんじゃねぇーよ!クソババア!!」
娑羅志奈
「うっさいな!だからクソ犬って言われるんだよぉ!クソ犬!」
(もうやだ…この人達……)
九尾
「娑羅志奈…悪いがこの娘の腹の子を口寄せで呼んでくれないか?」
九尾さんは私の肩に手を置きながら、
話し始めた。
すると志奈お婆さんは、
もともと細い目を、更に細くさせ私を睨みつけてきた。