• テキストサイズ

A N I S A K I S .

第21章 ごめんね、





クロウ
「気にならない…大丈夫なら…

黒と魅菜の…この距離はなんだい??」







クロウさんは後ろを振り返り魅菜を指差している。







(あっ……こんなに距離が……)








向こうで腹をさすりながら、


立ち止まっている魅菜がいた。









「いっけね!!!」








俺はさっきまでの気まずさは何処へやら…


魅菜の元に走り寄る。









クロウ
「黒……」








呼び止められる俺。









「はい?」









クロウ
「…例の仕事…についての説明は俺からしてあげるよ…

黒の口からは言い難いだろうからね。」








(…確かに説明が上手いクロウさんに頼めば、

物分かりの良い魅菜なら納得するかも…?

いや…でも…それを他人に任せて良いのか??

なんかそれは……)







俺は拳を握りしめる。









「…それは俺が説明します。」







クロウ
「…そっか。分かった。

まっ、頑張ってよ( ◠‿◠ )

……あっ!そうだ!ノア…また母さんに捨てられちゃったから、

また…預けて良いかな??」








クロウさんとノアくん…


オレ達よりこの先が心配な気がする…








「…ど、どうぞ…(;´д`)」








そして俺は再び魅菜の元へ走り出した。







/ 827ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp